Ristipisto ②

 ヘイニさんは今回ご主人のmikkoさんと一緒に来日しました。ミッコさんはプロダクトデザイナーです。ミッコさんのデザインにヘイニさんが絵付けをする。そういった作品がいくつかあります。「Ristipisto」を展示する際も二人は息の合った名コンビでした。二人の共同作業の作品が今後たくさん生まれていきそうです。








オープニングパーティー

いよいよジャパンツアー開始。

展示会場は準備OK
 パーティー会場も準備OK

 
はじめにヘイニさんの挨拶から

展示会場
こちらがパーティー会場


作品を説明しているの?


そう作品説明している。


記念の写真を撮りましょう

 

そして最後はスタッフみんなで

Ristipisto ①

「Ristipisto」
赤と白の陶器(お猪口)で絵を描く。約1000個のドットを短時間で仕上げる。必見。

たからもの

ヘイニさんと会ったのは、去年の事。
アラビア工場内の通路でバッタリ会いました。
ペパーミントグリーンのコートを身に纏ったヘイニさん。
吸い込まれそうな彼女の瞳が印象的でした。
興奮覚めやらぬまま、工場から上がりアラビア・アートデパートメントにある彼女のアトリエで、いろいろなアートピースを見せていただきました。
「色」と「線」に圧倒されました。
色使いに繊細な線が走る。流れる。踊る。映る。
僕は食い入る様に作品を眺め続けました。
そして、ヘイニさんからいくつかのアートピースを譲っていただきました。
その中でも特に気に入ってるのがRUNO(ルノ)風のアートピース。
RUNOに似ているのですが、柄のパターンが違い色もクラシックな雰囲気で魅了されました。
ヘイニさんと色々なお話をした後、絶対に割らないように作品を胸に抱えてこっそりとトラムに乗り込み、ホテルで夜通し眺め続けました。
この夜のお酒の肴がアートピースです。どれだけ幸せな事でしょうか!

そして今では僕とお店の「たからもの」
今回のヘイニ・リータフフタ展ではヘイニさんが創り出した様々な作品が日本にやってきます。
是非ともヘイニさんの世界を感じて「たからもの」を見つけて頂きたいと思っています。
さあ、ヘイニ・リータフフタ展がはじまります。

ネリヤカナヤ 田村興治

ウエルカム ヘイニ


ホテルチェックインその足で「ピロイネンギャラリー」設営現場にヘイニが来てくれました。長旅でさすがにお疲れ気味。隣がご主人です。ヘイニ展のチラシ、DM、あの黄色い靴は彼です。(実はあの黄色い靴がミソ)いよいよジャパンツアーがスタートします。

Runo(ルノ)に思うこと

3/28リニューアルオープンし、今後、定期的にイベントなども開催予定。
記念すべき第1弾のイベントは、ヘイニ・リータフフタ展。
ARABIA Runoをデザインしたことでも知られるヘイニの作品は、美しい北欧の風景が目に浮かんでくるようです。
春・夏・秋・冬・・・
どの季節にもすばらしいところがあるように、四季の詩をイメージしたARABIA(アラビア)/Runo(ルノ)には、ブルーグレイの北欧の冬をイメージした「ウィンタースター」があるからこそ、華やかな「サマーレイ」、「スプリングドロップ」、「オータムグロー」などの花模様が活きてくるように思います。
そして、この食器のすばらしいところは、テーブルコーディネートが楽しめるところ!!
春・夏・秋・冬、どの季節にも美しい景色があるように、コーディネートして完成されるARABIA(アラビア)/Runo(ルノ)シリーズ。
何通りにも組み合わせが自由自在で、どれにしようか迷ってしまいそうですが、是非とも組み合わせを楽しんでいただき、お料理や雰囲気に合わせて、お好みの組み合わせを見つけたい食器シリーズです。
華やかにコーディネートしたい日には、真っ赤に咲く花が印象的なサマーを使って、大胆にコーディネートしてもステキですね。
Runo(ルノ)以外にも、ARABIA(アラビア)から2007年限定発売されたVersoや、2008年冬に発売されたBysanttiなど、植物や自然の景色がモチーフになっていることが多いヘイニの作品。
私はまだ、プロダクトの彼女の作品しか目にしたことないけど、きっと、ヘイニ・リータフフタ展では、プロダクトでは伝えることができない、彼女の世界に触れることができるんだろうな~。

ヘイニ・リータフフタ展、今からとても楽しみです。

CONNECT 高木


お知らせ その②

よりたくさんの人がヘイニさんと出会える機会を、「イッタラショップでヘイニさんのサイン会とトークショーが開催されます。」詳しくはこちらまで。

ヘイニというアーティスト

ヘイニの絵柄は人を惹き付ける。彼女はアラビアのすばらしい装飾における伝統のDNAを引き継ぎ,現代の暮らしをエレガントに引き立て, 再生させるものへと昇華させている。その美しさ、クラシックのようで居て古さを感じさせないポップさに彼女の飛び抜けた才能を感じる。
彼女はまた,若くて精力的である。絵柄だけでなく造形においても様々な表現を彼女なりにトライしている。陶器という素材を使いつつ、その特性を生かしていろいろな表現を探求している。
彼女と知り合ったのはフィンランドに来て間もなくの事。私のパートナーであり,フィンランド人建築家であるペッカ・ハルニを通してだった。彼が大学で彼女の修士研究作品であるHelmiオイルランプの指導講師だったのがきっかけだが,「彼女はとても才能がある僕の生徒だよ。」という紹介から彼女を知った。それ以来,会った時にはいつも気軽に声を掛け合っている。
私自身も彼女とはアラビアの5KULMAA限定コレクションでプロジェクトを一緒に行う機会を持った。とても優しく朗らかな女性である。その反面、アラビアの現場を仕切るベテランとのやり取りには負けていない。金色のドラゴンなんてアラビアの現場でなかなか受け入れられないだろうという事は容易に想像がつくが,そこは譲らず説き伏せる。できあがりには現場の誰もが納得したという経緯などもあったりする。作品に自信と確信があるからこその出来事だ。
そんな素晴らしい彼女の展覧会。ぜひ日本でたくさんの人の目に触れて欲しいと思うし,作品に込もった彼女からの強いメッセージをそれぞれに感じてもらいたい。



(フィンランド在住)デザイナー 高橋 由佳

Harni-Takahashi Ltd. Design and Architecture

http://www.harni-takahashi.com/